基本的な性格
反抗期タイプは全てのタイプの中で最も人に流されやすいタイプです。
性格的に自我が確立していないので、自分のことをリードしてくれる人と一緒にいるのを好みます。
一方で自分が見下した相手に対しては徹底的に非人道的に扱うことも多く、相手によって態度の差が激しいタイプであると言えるでしょう。
尊敬している部活の先輩には非常に良い態度で接するものの、学校の先生には反抗的に振る舞う中学生のような精神構造と考えると分かりやすいことと思います。
彼氏が出来ると急に偉そうになる女性や、自分の業績ではなく、自分が所属する組織を自慢してくるタイプの男性が反抗期タイプであると言えるでしょう。
また、自己アイデンティのほとんどが依存先によるものなので、依存先に対しての忠誠心は非常に高いタイプです。
サービス残業をして企業に忠誠を示したり、先輩のパシリとして奴隷のように振る舞っている方はまさに典型的な反抗期タイプであると言えるでしょう。
しかし、反抗期タイプの忠誠心は義理人情の話ではなく、自分のアイデンティティ確立のためのものでしかありません。
そのため新しい依存先が見つかったり、依存先が自分のアイデンティティを確立してくれなくなると、手のひらを返したように裏切る傾向があります。
新しい恋人が出来ると前の恋人のボロクソに言う。
辞めた会社の悪口を言う。
自分がいる組織が衰退し始めると、一目散に逃げる。
これらの行動が反抗期タイプの特徴です。
また自分の力で自己アイデンティティを確立することが苦手なため、依存先を喪失すると反社会的な行動に出ることも少なくありません。
男性であれば暴力行為や犯罪行為、顔が良い場合はヤリ捨てなど。
女性であれば無計画無秩序なセックス、自傷行為、援助交際など。
どちらも自己アイデンティティ喪失による「構ってちゃん行為」なのですが、最悪の場合、自分も他人も傷つけ逮捕される場合もあるので注意が必要でしょう。
決して悪い性格ではないのですが、あまりにも人に依存し流され過ぎるのです。
良い指導者に依存すれば素直で真っ直ぐに成長するのですが、楽な方へ流されやすい性格なので、良い指導者に出会う事は難しいかもしれません。
また何か嫌なことがあると全てを壊してしまいたくなるリセット願望もあるため、長期的な関係を構築することがあまり得意ではないでしょう。
有り体に言ってしまえば、反抗期タイプは精神的にかなり幼いのです。
反抗期の中学生に多いタイプであり、人格構成に必要な過程ではあるのですが、成人した方でこのタイプであった場合、人間関係に支障が出る可能性は極めて高いでしょう。
恋愛傾向
人に依存するスキルに関して言えばかなり高いので、面倒見の良い相手と共依存をする形での恋愛が多くなりがちです。
感情の制御が苦手なので女性の場合は「かまってちゃん」 男性の場合はDV男になることも少なくありません。
幸いにして（？）依存スキルは高いので、相手選びさえ間違えなければ、恋愛成就率は高いでしょう。
しかし、反抗期タイプには「築いてきたものを壊したくなる」というリセットが御座います。
何か1つでも嫌なことがあると相手の全部が嫌いになってしまい、全てを終わらせたくなってしまう衝動なのですが、これが原因で恋愛が長続きする可能性は低いと言わざるを得ません。
1度や2度であれば耐えてくれた相手であっても、これが頻繁に発生するような場合、相手が耐えることは不可能でしょう。
自ら今の関係を壊そうとする癖があるので、よほどの聖人でもない限りその関係に耐えることが出来ません。
また極めて流されやすく依存気質であるため、かなりの浮気癖があります。
自分から浮気を切り出すほどの行動力はありませんが、相手から誘われた時に断ることが出来るほどの意志力もまた御座いません。
ここまでですと恋愛相手としてかなり問題があるように感じるかも知れませんが、良い意味でも悪い意味でも自分がなく純粋なので、きちんと教育をすれば理想の異性へと成長する可能性も高いでしょう。
店頭に並んだ宝石ではなく、鉱山から掘り出したばかりの原石に魅力を感じる方にとって、反抗期タイプは非常に魅力的な相手であると言えるでしょう。
仕事の傾向
正義感や倫理観に欠如しているので、信念が必要な仕事には全く適性がありません。
裁判官や弁護士などの司法関係などはその最たる例。
反抗期タイプの判断基準は「自分が嫌われないかどうか」「自分が好きかどうか」なので、公平性が求められる仕事には全く向いていません。
また正義感や使命感が必要な「消防士」「警察官」「自衛官」などもあまり適性がないでしょう。
反抗期タイプは組織の肩書きを好むので、こういった巨大権力組織に所属したがりますが、好みと適性は違うことを理解しないと危険な可能性が高いです。
またリセット願望が強いため、仕事が長期スパンになるようなものも避けたほうが良いでしょう。
良くも悪くも流されやすいので、状況がコロコロ変わる仕事には比較的高い適性があります。
あまり良い表現ではありませんが、ワンマン社長が切り盛りする企業の社員の適性は非常に高いでしょう。
反抗期タイプはそういうブラック臭のする企業は肩書き的に非常に嫌がりますが、やはり適性と好みは違うので仕方がありません。
他にもイベント企画（ただし企画だけで運営には向かない）やフランチャイズ系の店長などにも適性があります。
向いてる仕事
・営業
・企画業務
・ガールズバー
向いていない仕事
・経営者（本人はやりたがるが、決断力が無いので絶対に向いていない）
・士業（本人はやりたがるが、使命感が無いので絶対に向いていない）
・一般事務（本人はやりたがるが、正確さが無いので向いていない）
得意なことと苦手なこと
反抗期タイプの長所
- 人に甘えることができる
- 自由な発想
- 責任転嫁が得意
- 組織の色に染まる（ただし爆発する）
- 可能性は無限大！
反抗期タイプの短所
- 最後までやり遂げることができない
- 人に共感しない
- 計画性が皆無
- 飽きっぽい
- 決断力がない
他のタイプとの相性
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このタイプのキャラクター
骨川スネ夫
惣流アスカ
友人からよく言われる文句
「お前、もうちょっとしっかりしろよ」
恋人からよく言われる文句
「もう少し大人になってほしい。」
