基本的な性格
上官タイプは軍隊の上官のように極めて厳格で厳しい性格をしています。
とにかく頑固なので人の意見を聞きません。
特に伝統や習慣を守りたがるところがあるので、新しい発想で物事に取り組む方との相性は最悪でしょう。
ドラマや漫画でよく見かける「これまでのやり方に固執して息子と喧嘩になる親父」はまさに典型的な上官タイプです。
しかしその頑固さゆえに物事をきっちりとやり遂げる能力が極めて高いのも忘れてはいけません。
一度決めたことやルールは誰よりもきっちりと守ります。
やると決めたことを追求する傾向もあるので、職人としての適性は申し分ありません。
一方で人間関係に関して言えば、かなり寂しいものであるでしょう。
まず口下手なので、自分の考えを人に伝えることが得意ではありません。
大勢の飲み会では喋ることが出来ず楽しめず、結局1人で酒を飲んでしまうようなタイプなのです。
そのくせ自分の信念は人並み以上のものがあるので、言いたいことが言えないストレスばかりが溜まってしまいます。
男性であればそのストレスが暴力などに現れることも多いでしょう。
職人の世界には「目で盗め」と言って何も技術を教えてくれない人がいますが、そう言った方はおそらく上官タイプなのです。
彼らは意地悪で「目で盗め」と言っている訳では御座いません。
プライドの高い上官タイプは絶対に認めないでしょうが、単純に人に教えることが苦手なので「口で教える方法」がわからず「目で盗め」としか言えないのです。
とは言え口下手なだけで、上官タイプの心のうちには確固たる哲学や信念があるので、それを引き出すことが出来る人と一緒にいることさえできれば、非常に魅力的な人間であると言えるでしょう。
また、仕事人間になりやすい上官タイプは人生を楽しむということが極めて苦手なタイプでもあります。
仕事→1人で飲む→寝る→仕事→1人で飲む
という生活スタイルの方も多いのですが、誰かに話を聞いてほしいという願望も大きいので、興味を持って話を聞きにきてくれる人のことを非常に好みます。
恋愛傾向
恋愛よりも結婚に向くタイプです。
正確に言えば結婚に向いているのではなく恋愛に向いていません。
頑固親父のような性格をしているので責任感は強いですし、遊び下手なので浮気の心配もあまりないのですが、いかんせん低すぎるコミュニケーション能力と相手に対しての思いやりが欠如しているので、恋愛能力は極めて低いと言わざるを得ません。
デートをするにしても行く場所が全く思いつかないのです。
日頃から「遊ぶ」という習慣があまりないので、どこに行けば楽しいのか分かりません。
さらに困ったことに責任感だけは強いので、上官タイプの男性の場合「男の俺が決めなくては……」という思い込みだけは強く、勝手に微妙なデートプランを用意してしまうことでしょう。
その結果、デートプランはいつもベタベタで平凡なものばかり。
「とりあえず高いお店でご飯をご馳走すればいいだろう」という発想になりがちなタイプでもあります。
また文学少女タイプと並んで「セックスが致命的に下手」なタイプでもあるでしょう。
そもそもセックスを楽しみたいという価値観が欠如していますし、相手の反応を見て対応するというのは上官タイプが最も苦手とすること。
「セックスとはこうあるものだ」という思い込みでセックスをしてしまいがちです。
本人も「こんなセックスの何が楽しいんだ?」とは感じているにも関わらず、「こうあるべきだ」という思い込みから抜け出せないのでどちらも楽しくありません。
このように上官タイプは「恋愛能力」は非常に低いのですが、一方で「結婚能力」については比較的高い部類であると言えるでしょう。
何よりも責任感が非常に強いので、生涯に渡り結婚相手を大切にするタイプです。
また倫理観も高いので浮気や不倫の心配も非常に低いと言えるでしょう。
ただしその倫理観を結婚相手にも要求するので、上官タイプと結婚した方が浮気をした場合、絶対に許してもらえません。
口下手で頑固な性格をしているので、夫婦生活は少々息苦しいものになってしまうかも知れませんが、「共に生活をする」という意味では上官タイプの厳格さと責任感は非常に良いものであると言えるでしょう。
仕事の傾向
1人の世界に閉じこもることが出来る職人的な仕事が何よりも向いていると言えるでしょう。
しかし「1人の世界に閉じこもる」と言っても、芸術系の適性はあまり高くありません。
ひたすらに自分の技術を磨く職人の世界に向いているとは言え、新しい作品を作り上げることが得意な訳ではないのです。
愚直に根気よく努力をすることが出来る稀有な性格をしているので、常人では到達できないようなところまで技術を磨き上げることが出来るでしょう。
伝統工芸の職人や町工場の職人など、日本の「技術力」に必要な能力の多くが上官タイプに支えられていると言っても過言ではありません。
また職人とは毛色が違いますが、裁判官としての適性も極めて高い性格をしています。
自分の信念を持ちながらも、ルールにはきっちりと従う正義感。
そして何よりも相手がたとえ身内であっても厳格な処分をすることが出来る厳しさを持ち合わせている上官タイプは、まさに裁判官をするために生まれてきたような性格であるとすら言えます。
一方で口下手でコミュニケーション能力が低いので対人業務全般に適性がありません。
たとえば裁判官には適性がありますが、裁判官を説得する立場である弁護士には適性がないのです。
営業職や接客業。さらに企画など自由な発想を要求される業務には適性がありません。
とは言え、1つのことに専念し、その腕を芸術の域まで磨くという能力はどのような時代においても絶対に必要とされる能力です。
愚直で真面目な上官タイプはまさに口ではなく仕事で魅せるタイプ。
「あの人怖いけど腕は確かだよ」と厚い信頼を寄せられることでしょう。
向いてる仕事
・職人
・裁判官
・警察官
向いていない仕事
・営業職
・接客業
・企画職
得意なことと苦手なこと
上官タイプの長所
- 愚直に努力する
- 信念を貫く
- 厳格な態度ができる
- 責任感を持ってやり遂げる
- 状況に流されない
上官タイプの短所
- 柔軟な発想ができない
- 人の意見を聞かない
- 人に厳しすぎる
- 雑談が出来ない
- 人生を楽しめない
他のタイプとの相性
普通 相性の詳細はこちら | |
良好 相性の詳細はこちら | |
良好 相性の詳細はこちら | |
最悪 相性の詳細はこちら | |
微妙 相性の詳細はこちら | |
微妙 相性の詳細はこちら | |
良好 相性の詳細はこちら | |
微妙 相性の詳細はこちら | |
普通 相性の詳細はこちら | |
微妙 相性の詳細はこちら | |
微妙 相性の詳細はこちら | |
最悪 相性の詳細はこちら | |
普通 相性の詳細はこちら | |
普通 相性の詳細はこちら | |
最悪 相性の詳細はこちら | |
普通 相性の詳細はこちら | |
微妙 相性の詳細はこちら |
このタイプのキャラクター
友人からよく言われる文句
「少しは楽しめよ」
恋人からよく言われる文句
「今、怖い顔してたよ?」←しているつもりはない