基本的な性格
クールで知的。
デジタルタイプを表すにはまさにこの言葉が適切でしょう。
合理主義者で計画的なので、現代のようなデジタル社会においては最もその才能を開花させやすいタイプの1つです。
何をするにしてもしっかりと考えて計算をするタイプなので、失敗をすることがあまりありません。
戦略を考えたり、データを分析するようなことに関して言えば、デジタルタイプの右に出るタイプは存在しないでしょう。
また何事に関しても割り切った考えをしている傾向があるため、ストレスを溜めにくいのもデジタルタイプの長所です。
嫌いな人がいても、「所詮は他人」と割り切ることが出来るのでストレスを溜めません。
数年前に流行した「アドラー哲学」の化身のような性格をしています。
感情に振り回されることなく行動することが出来るので、周囲から「テキパキした人」と言われることも多いでしょう。
一方で人間らしい感情もデジタル的に判断してしまいがちな所があるので、「冷たい人」という印象を人に与えてしまっているのも間違いありません。
論理的に物事を考えるので「将来性のないものは切る」「ダメなものは切る」という判断が素早く出来てしまうのです。
「ダメダメでDVもするし、別れたいんだよねぇ……」というように悩んでいる人を見ると「別れれば良いじゃん」という感想しか抱かないのです。
普通の人間であれば、ダメであると分かっていても感情が邪魔をして別れることが出来ないものですが、デジタルタイプはそれが出来てしまうので「冷たい」という印象を与えてしまうのでしょう。
またデジタルタイプは「計画を立てること」は得意ですが「目標を立てること」はあまり得意ではありません。
友達と旅行の予定を立てる時でも、行き先さえ決まってしまえば交通費や宿泊プランを決めることは出来るのですが、そもそもの行き先を決めることは出来ないのです。
与えられた課題を解決することは得意なものの、デジタルタイプ自身には「やりたいこと」や「目標」があまりないのです。
そのため計画通りに物事が進んでいる間は優秀なものの、計画が狂い始めると途端にポンコツになってしまうのもデジタルタイプの特徴でしょう。
恋愛傾向
相手の肩書や職業を非常に気にするタイプです。
もともと感情の起伏があまりないタイプなので、恋は盲目のような恋愛はあまり出来ません。
そのため相手の人間性や性格よりも、肩書や職業に惹かれることの方が多いでしょう。
プランニング能力は極めて高いので、デートのプランを考えるのは得意です。
さらに分析能力も非常に高いので、相手の好みにあった対応もお手の物。
「テキパキした人が好き」という方からは非常にモテると言えるでしょう。
一方で問題になるのはやはりパッションの方。
どうしても情熱にかけるタイプなので、本能的で熱い恋愛を好む異性からは残念ながらモテません。
そもそもデジタルタイプがそういった熱い恋愛をあまり望まない傾向があるので仕方がありませんが、相手からはどうしても「何か物足りない」と思われてしまうことでしょう。
一方で結婚についてはそこまで問題はありません。
相手に深入りせず、何事も割り切って合理的に考える性格なので、喧嘩が起こりにくいでしょう。
年収も高い傾向にありますし、将来プランも明確なので生活が破綻する可能性は極めて低いと言えます。
むしろデジタルタイプの方の恋愛・結婚における最大の問題点は、彼らがそれらに意義を見いだせるかということに尽きるでしょう。
「この人と付き合ってどんなメリットがあるのか」
「この人と結婚してメリットがあるのか」
そのようなメリットデメリットを冷静に判断してしまう性格なので、ある意味では相手に対しての要求ハードルが非常に高いのです。
また情で物事を判断しないので、たとえ10年間寄り添った夫婦であっても「メリットがない」と判断すれば、簡単に離婚届を出してしまうタイプでしょう。
仕事の傾向
合理性と計画性が重要である現代において、デジタルタイプは最も職業選択の幅が広いタイプの1つでしょう。
中でもコンサルタントのように戦略を考える業種においては、他のタイプの追随を許しません。
データ分析、合理的判断、計画立案。
まさにコンサルティング業務はデジタルタイプの方のためにある仕事と言っても過言ではありません。
またコンサルティング会社に就職しなかったとしても、企業には戦略立案が必須ですので、デジタルタイプが仕事に困ることはないでしょう。
合理的判断と計画立案。
この2つの能力は現代ではますます重要になっているので、デジタルタイプにとって今日ほど恵まれた時代は存在いたしません。
一方で熱いパッションが求められる職業には全くと言って良いほど適性がありません。
根性論を死ぬほど嫌うので、そういった雰囲気の会社には全く馴染めないでしょう。
特に問題なのが営業職。
デジタルタイプは数字やデータを重視して物事を判断しますが、世の中のお客様のほとんどは「感覚」で物事を決定しています。
そのため、どれほど分析が正しくとも熱いパッションでゴリ押す営業職に勝てないことの方が多いでしょう。
デジタルタイプは今日のビジネスにおいて最も能力を発揮できるタイプの1つであるのは間違いありませんが、それはあくまでも周囲の人間が数字やデータを重要視する場合の話に限ります。
いまだに社会の多くはパッションで動いておりますので、データ重視の会社に勤めることが出来るかどうかがデジタルタイプの仕事能力を決定付けることでしょう。
大抵の業種で活躍できますが、周囲の人間が情熱型の場合、全く活躍が出来ない。
デジタルタイプという名前でありながら、最も人間関係に左右される可能性が高いのです。
向いてる仕事
・コンサルティング（天職）
・参謀
・データ分析
向いていない仕事
・営業（特に飛び込み）
・根性論の職場
・技術職
得意なことと苦手なこと
デジタルタイプの長所
- データ分析
- 計画立案
- 情報収集
- 合理的判断ができる
- ストレスコントロールが得意
デジタルタイプの短所
- 情熱がない
- 根性論が嫌い
- 人に関心を持てない
- 勘（まず外す）
- 計画通りに行かないとテンパる
他のタイプとの相性
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このタイプのキャラクター
牧瀬紅莉栖（シュタインズゲート）
ホロ（狼と香辛料）
友人からよく言われる文句
「冷たい」
恋人からよく言われる文句
「冷たい」
